面白い物語って何だろう。アノ物語が面白い理由とは?

誰もが漫画・アニメ・小説・ゲーム・映画の物語が楽しいと思った事があると思います。では何故、その物語は面白かったのか?なぜ引き込まれてしまったのか?それを自分なりに考えていき、面白い物語に必要な要素を探し出していく事を目的としたブログです。

このブログについて・分析した物語の一覧

※この記事が常に一番上にくるようにしてあります。
 最新記事はこの記事の下となります。

<このブログについて>

私は物語の専門家であるわけでもなく、個人的な考えであり、
全て正しい分析はできないと思いますが、何らかの参考になればと思います。
また、読者の方からも面白い「物語」について分析してもらい、このブログ上で
掲載し、そして意見交換ができれば良いなと思っています。

※最新の作品を語るわけではありません。最近触れて気になったものを
 分析・語るという感じです。
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面白い物語って何だろう。アノ物語が面白い理由とは?

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<語り・分析募集のお知らせ>以下の記事をご覧ください。
http://keystory.blog19.fc2.com/blog-entry-158.html

<今までに分析・語ってきた物語一覧>
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このエントリの全文を表示

2010-05-14(Fri) | 分析・語り一覧 | comment : 0 | Trackback : 0

ファイナルファンタジー9

◆作品名:ファイナルファンタジー9
 媒体 :ゲーム

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★★★

3.伏線、どんでん返し
★★★

4.感情が刺激される
★★★★★

5.ギャグ、笑い要素
★★★

6.恋愛要素
★★★

7.非日常さ
★★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★★★


◆「Keyの分析・語り」

久しぶりにプレイしたのでFF9の物語について考えてみたい。
二度目か三度目(最後までプレイしたのは二度目)にFF9の物語に
触れたのだが今見ても非常に面白かった。

では、この物語の何が面白く、どこが良かったのか。
個人的には「キャラクター」とキャラクターの「成長」
そして、キャラクターに関わるそれぞれの「エピソード」
がこの物語の良い所であると思った。

具体的に言うと、それぞれのキャラクターにそれぞれの信念、そして
悩み、苦しみがある。
しかし、一人だけでは解決できないし、先にも進まない。

それが仲間が集まり、お互いに影響しあってそれぞれの心の問題を
解決していく過程がとても丁寧に描かれている。
例えば、人工的に作り出された魔道師ビビは「生きること」の意味
を主人公ジタンと触れることにより自分なりに答えを見つけ出す。

それだけで終わりではなく、ビビが成長し、成長したビビからジタンは
自分自身の生きる意味を知り、仲間の大切さを再認識する事になる。
言葉で言うならば「人は一人だけではなく、自分の周りには助けてくれる
仲間がいる」という事だろうか。

お互いに影響しあい、共に成長する。ここがこの物語において心揺さぶられる
点でもあるし、丁寧に描かれている部分ではないだろうか。
一部、クイナやサラマンダー、エーコのように途中から入った仲間の場合は
少しエピソードが足りなかったり、物語上の関わりが薄い部分もあるが、
それを補うほど、全体を通しての完成度が高い。

話そのものとてしは王道で基本的にはわかりやすく、先の展開が気になる
ような物語だ。
また、ゲームという媒体であるため、音楽も入っているが、この音楽も
物語の良さを更に引き上げている。
(ここぞという時に心を揺さぶられる感動的な音楽が流れる)

一人で戦っている所に仲間が次々と助けに来てくれる場面。
仲間のためには難しいことでも迷わずに行動する主人公。
物語を盛り上げる基本ではあるが、非常に良く生かされている。
やはり、それは一人一人のキャラクターがしっかりと立っており、
つながり、個々のエピソードが描かれているためだろう。

成長物語、友情物語、恋愛物語などが好きな人には特にお勧めできる。
といっても、基本的には多くの人に受け入れられるタイプの物語
であると思う。
PSのゲームではあるが、もし気になったら手にとってプレイしてみて
欲しい。






★作品について★


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2010-02-10(Wed) | ゲーム(ハ・マ・ヤ・ラ・ワ行) | comment : 0 | Trackback : 0

崖の上のポニョ

◆作品名:崖の上のポニョ
 媒体 :アニメ映画

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる


2.キャラクターが魅力的
★★

3.伏線、どんでん返し


4.感情が刺激される


5.ギャグ、笑い要素
★★

6.恋愛要素
★★★

7.非日常さ
★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★

9.最初のインパクト


10.総合評価
★★


◆「Keyの分析・語り」

最後まで見たのだが、結局物語的には私は面白いとは感じられなかった。
深読みすれば裏設定や、別の考え方もできると書いてあるレビューなどもあるのだが
純粋に物語だけを考えてみると動きがほとんどない。

話を要約すると、魚だったポニョが人間になる事を望んで、最後には人間になって
幸せに暮らしていくという話。

途中、ポニョのせいで災害(津波や大雨)が発生し、試練を乗り越えて物語
終盤へと繋がっていくものの盛り上がりに欠けたように思える。

結局、ポニョが人間になりたいと思った事により多くの人に迷惑をかけたにも関わらず
そこに関しての罪悪感もなく、最後には二人が幸せになってハッピーエンドという
終わり方になってしまっている。

ポニョだけの視点で見れば好きになった人間と一緒に最後には暮らせるため
幸せなだといえるのだが、自分のやりたい事をやって他人に迷惑をかけた
だけにしか思えなかった。

そして、主人公の宗助との友情や愛情、仲良くなっていく過程が描かれていれば
良かったのだが、そちらの描写も弱く、ポニョそのもの、ポニョと宗助の関係も
薄いものに感じてしまった。
(ただ、偶然出会い、あまり仲良くなってもいないのになぜか最後には一緒に
暮らすという展開になってしまったように思える)


全体を通して、ポニョの行動に振り回される周りの人々が出てくるだけで大きな
流れもなく、敵という敵もなく、かといってポニョとのふれあいも単調である
ように思えてしまった。

監督のインタビューによると「流れを飛ばした」とか「ストーリーの小山があって大山
があってハッピーエンドという流れを捨てなきゃいけない」というようなものがあり
新しい手法で物語を作ろうとしたことはよくわかる。

しかし、パターンを無視したがために、映像が重視の、メリハリのない物語に
なってしまったように私は感じた。
(※ちなみに、映像だけでみると動きや絵そのものは非常に綺麗であり、かなり評価
できる。手書き+デジタルの融合が非常に良かった)

人によって受け取り方が違うだろが、大作物語や人間ドラマ的なもの、深い物語
に期待している人にはあわないだろう。
逆に、軽い感じの物語、シンプルな物語が好きな人には良いのかもしれない。


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2010-02-06(Sat) | 映画(ア・カ・サ・タ・ナ行) | comment : 0 | Trackback : 0

無理に話を伸ばさない(水増ししない)

今回の要素は
◆「無理に話を伸ばさない(水増ししない)」


今回の要素は「物語を面白くするため」というよりは
「物語をつまらなくしないようにするため」の注意事項である。

それはタイトル通り、無理に話を伸ばさない事である。
無理に話を伸ばすって?

と思う人もいるかもしれない。
基本的には最初に構想した通りに物語を作れば、そこまで不必要な
展開が入ることはないだろう。

しかし、実際に書いている途中に思いついたことを入れたり、
外的な要因で長くする必要が迫ってきたらそうはいかないだろう。

最初は物語りは1の出来事⇒2の出来事⇒3の出来事⇒エンド
となっていたとしよう。

しかし、実際に書き始めて2の出来事まで完成させ、3の出来事へと
移行するとしよう。

そこで、ふと別のアイディアが思い浮かび2と3の間に入れたらどうなる
だろうか?
それはそのまま、物語が長くなることを意味する。

この2と3の間に入れる内容が物語をつまらなくする<可能性>が
あるわけだ。

<つまらなくさせる例>

・だらだらとした日常エピソード(その後の話には直接関係しない)

・作者が気に入ったキャラクターのエピソードをそこに挿入する

・意味もない戦闘シーンを入れる

・1⇒2と同じような展開を何度も入れる


上は一例であるが、物語をつまらなくさせる場合があるために注意が
必要である。(上手く入れる事ができれば問題は無いが)

もしくは、趣味で物語を作っているのではなく仕事で作っている場合で
その作品が人気が出たらどうなるだろうか?

場合にもよるだろうが、無理やり物語が完結するのを阻止する人が
でてくる可能性もある。
(漫画で言ったら編集者、ゲームで言ったらプロデューサーやら会社?)
ようするに仕事の上司の都合(利益を生むため)によって無理やり物語
を長くさせられる場合も考えられる。

先に取り上げた例も、仕事の上司からの無理やり物語を長くさせられる場合
もあくまで物語が<つまらなくなる可能性がある>だけであり、実際に
つまらないくなるか面白くなるかは力量と言えるだろう。

例えば、有名なドラゴンボールなどは作者が本当は途中でやめたかったが
その当時のジャンプに止めさせてもらえずに長期連載となった。
しかし、結果として話そのものが無理やり長くなったわけだが人気が続き
作者が考えていた最後よりも伸びた話においても面白さが持続していた
のではないだろうか?

ドラゴンボールの場合は実際は梧空が大人になる前に終わっていた?
ようだが、それ以上に大人になってからの話の方が人気があるように
思える。


逆に私個人の意見だが、つまらなくなってしまった物語として
「ブリーチ」をあげさせてもらいたい。
最初〜ヒロインがさらわれ、取り戻す所までは物語として問題がなく
進んでいた。

しかし、その後は無理やり話を続けるためなのか、物語がなかなか
進まずに漫画において「戦い」しか描かれなくなっていった。
戦いの中に駆け引きや日常の物語が入っているのであれば問題は無いが
駆け引きも少なく、なぜ戦っているのか?なぜこの戦いが必要なのか?
主人公の目的は何で、その目的を見失っているのではないか・・・?

とか、戦っているうちにキャラクターの性格までもが変わっているように
思えてしまったのだ。
(好きな方ごめんなさい。あくまで私個人の感想です)

ブリーチの場合は作者が望んで今の展開にしたのか、無理やり続けさせ
られているのかは不明であるが、最初の頃と物語の雰囲気が変わってしまった
のは事実である。

最初はほのぼの日常もあり、戦いもあり、キャラクターもよく描かれていた。
しかし、途中からは日常がなくなり、キャラクターも描かれないまま、戦い
ばかりになってしまっているように思える。


このように途中に無理やり話を入れたり、最初は考えていなかった方向に
話が進んでしまう場合もあるため注意が必要だろう。

これを防ぐために<物語の最後から考える>という方法もお勧めしたい。
最後を考えてから物語を作れば、最後に到達するために必要なエピソードを
盛り込めば必要な要素だけで物語を作ることができるだろう。

ただ、だからといって作っていての突然の方向転換、思いつきを入れては
いけないというわけでもない。
(それを入れてより良い物語になる可能性もあるからだ)

あくまで、最初に作った物語の流れ(プロット)を大事にしつつ、
追加で思いついたアイディアのどれを入れるのか、どのように入れるのか
を考えながら物語展開を修正していかなければならない。

安易な気持ちで物語を長くしようとか、無駄なエピソードを入れて
最終的につまらなく感じる物語にしない事が大切だと私は思う。

こればかりは実際に自分で物語を作って判断していくしかないと思う。
何が不必要な要素で、何が必要か?

この物語を伸ばすことが本当に良いのか?それとも、伸ばす必要は
ないのか?
それらを考えながら物語は作っていくべきだろう。

といっても現実的には正直なところ、なかなか難しいわけですが・・・。
やはり作者側と読者側では考え方の食い違いが起こりやすい。
それだけでもわかって物語を作るのが良いのかも。

2009-10-26(Mon) | 面白い物語に必要な要素 | comment : 0 | Trackback : 0

近況など(10月)


申し訳ありませんでした。
前回の発行からかなり間が開いてしまいました・・・。

理由として現在作っているゲームに時間がかかってしまっている事と
それに伴い、見る作品の数も減ってしまったこと。
(といっても、時間を見て好きな作品は楽しんでいますが)

もしかしたら次回の配信・更新も時間があいてしまうかもしれませんが、
時間がある時に配信・更新という形で今後ものんびりと続けていければと
思っています。

2009-10-24(Sat) | Keyの日記のようなもの | comment : 0 | Trackback : 0

フルーツバスケット

◆作品名:フルーツバスケット
 媒体 :アニメ
※原作は漫画です。

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★

3.伏線、どんでん返し
★★

4.感情が刺激される
★★★★

5.ギャグ、笑い要素
★★★

6.恋愛要素
★★★

7.非日常さ
★★★

8.斬新さ・新規性
★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★


◆「Keyの分析・語り」


この物語を私なりにまとめると「癒しの物語」です。
人間でありながら、動物になってしまうという呪いがある一族と、普通の人間であるが
その人たちとふれあい、認めていく主人公 透の物語。

基本は一話完結系で、何らかの問題(心の問題、傷ついた経験)を持ったキャラクター
がその問題を乗り越えていくというものである。
解決の過程を通して、葛藤をする描写がしっかりと描かれている。

そして、最後の展開に関してだが、主人公の透が、呪によって変化した
本当の姿を見てしまってそれを認めることができるのか、できないのか
悩む姿が良かった。
(また、それを後押しする友達の行動も良いと思えた)

しかし、個人的に思ったのが、その後の展開があまりにあっさりとしていたという所
である。
解決も思ったよりあっさりとしてしまったし、その上、さらに次の問題(一族の
当主に会い、話をする)に展開が移り、そちらも中途半端なまま終わってしまった
印象。

このように2つの問題を最後に持ってくるのであれば、どちらかだけを深く描いた
方が良かったのではないだろうか。
また、もうひとつ不満点を言うのであれば、アニメであるため仕方がない部分もあると
思うが、キャラクターへの感情移入がなかなかできなかった。

主要メンバーは良いのだが、2〜3回くらいしか出てこないキャラクターがいる上に
キャラクターの数が多いように思える。
(漫画で読むには良いかもしれないが、アニメではキャラクターに感情移入しにくい)

不満点も書いたが、全体的には主人公の性格に共感でき、悩む人物たちが問題を
乗り越えていく姿をよく描いた物語であり、感動できる所も多い。


◆<この物語の良いところ>
・癒される物語であるという点


◆<この物語の悪いところ>
・キャラクターに感情移入しにくい(あまり一人一人に時間がかけられていない)
・最後の展開があっさりとしていた


◆<こんな人にお勧め>
・傷ついた心を癒すような物語を望んでいる人


◆<こんな人にはあわないかも?>
・激しい展開を楽しみたい人





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2009-10-23(Fri) | アニメ(ハ・マ・ヤ・ラ・ワ行) | comment : 0 | Trackback : 0

戦国BASARA

◆作品名:戦国BASARA
 媒体 :アニメ
※原作はゲームです(ストーリーの内容は違うと思います)

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★★

3.伏線、どんでん返し


4.感情が刺激される
★★★

5.ギャグ、笑い要素
★★★★

6.恋愛要素
★★

7.非日常さ
★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★


◆「Keyの分析・語り」

※見方によってはかなり評価が変わってくると思いますが、私の分析・感想
 はある見方からのものだと思って読んでください。

私はこの物語を最後まで見て王道+ネタが重なり合った物語だと感じた。
物語そのものの展開に関しては王道という程にシンプルであり、倒すべき敵
(信長)がいるから、仲間と力を合わせて倒し、平和を取り戻すというもの。

物語上の予想外の展開といったものは強くはない(ある程度先は読める展開)
ただ、この物語においてはそこを楽しむのではなく、むしろキャラクター性が
高く、キャラクターを中心に楽しむようなものではないだろうか。

やはり、普通の物語と違う点はキャラクターに原作の人物がいる点。
信長にしろ、真田幸村、伊達政宗、武田信玄、上杉謙信にしても実在していた
人物である。

その人物がアニメキャラクターとして登場しているだけで面白いのではないだろうか。
しかも、史実を忠実に再現したアニメではなく、史実を織り交ぜたトンデモ
ファンタジーになっている。
(特に本田忠勝がロボットのようなキャラクターデザインをされていたのには
驚いた)

その上、物語上には歴史上重要な事件・・・本能寺の変なども<オリジナル
展開を交えた>ものとして脚色されている。
私の場合は史実との違い(ギャップ)を事件にしろ、キャラクターにしても
比べながら考えていた。
(あの事件がまさかこんな展開になるとは・・・というように)

正直なところ、物語そのものは「普通」である。
もしも登場キャラクターが実在せずに完全オリジナルの物語であったとしたら
良くも悪くも王道的な普通の物語として認識していただろう。

そこに史実が混ざるからこそ別の楽しさが生まれているのではないかと思う。

私の場合はあくまでも「王道+史実が入ったネタアニメ(物語)」
として頼んだが、真面目に捉えてこの物語にを見ている方にとっては
また別の評価なり感想があるのではないかと思う。

一人一人のキャラクターの葛藤や成長を描いている場面もあり、感情移入
ができないわけではないと思う。
(私の場合は感情移入はできなかったわけだし、葛藤や成長の描写が弱い
と感じてしまったが)
その辺りは見る人の見方によって大きく変わる物語なのではないかと
思った。

そして、最後に。
物語を作るうえで、人によっては見方が全く違うことも
ある事を認識しておくべきであるだろう。
必ずしも自分の思ったとおりに受け取られないし、公開した以上は
自由に受け取り側が解釈するのが物語の面白いところであり難しい
ところではないかと思う。


◆<この物語の良いところ>
・戦国武将、戦国時代のファンタジー設定
・何が起こるかわからない展開


◆<この物語の悪いところ>
・戦国武将の性格、能力は史実とは関係はない
 (展開にしても)あくまでファンタジー


◆<こんな人にお勧め>
・戦国ファンタジーに興味がある方、面白いと感じられる方


◆<こんな人にはあわないかも?>
・史実に基づいた物語を楽しみたい方






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2009-10-21(Wed) | アニメ(ア・カ・サ・タ・ナ行) | comment : 0 | Trackback : 0

夏目友人帳

◆作品名:夏目友人帳
 媒体 :アニメ
※原作は漫画です。
※アニメ版1期を全て視聴しての感想・分析となっています。

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★★

3.伏線、どんでん返し


4.感情が刺激される
★★★★

5.ギャグ、笑い要素
★★★★

6.恋愛要素


7.非日常さ
★★

8.斬新さ・新規性
★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★★


◆「Keyの分析・語り」

とても安定して楽しめる物語だと私は思いました。
どんでん返しや、驚きの展開、続きが気になる物語というわけではなく
ほのぼの+妖怪+日常が基本となっている。

物語の展開に派手さはないものの、友人帳に書かれた妖怪との出会いと
感動できる話や、少し危険が差し迫る話、日常的な話が繰り広げられる。

では、何が面白いのか?
派手さ、驚きといった要素はほぼ無いといってよいだろう。
しかし、日常のエピソードの面白さ、魅力的なキャラクターがこの
物語の見所であり面白い部分であると私は思った。

特に、魅力的なキャラクターという点では、私はニャンコ先生が
ツボだった。
用心棒として主人公の夏目を守る役目を持っているだけではなく、
日常においてはかわいらしい猫としての一面を持っている。
しかも、行動が面白く、事件に巻き込まれたりと
(迷子になったり、つかまったりと・・・猫としての事件)
ニャンコ先生が活躍する話も多い。

しかも、人間の少女にも変身する事ができるから更に魅力的だ。
猫+妖怪(しかも強い)+人間と3つの変化ができる上に魅力的な
キャラクターになっているニャンコ先生の登場がこの物語において
面白さを更に高めているのではないだろうか。

夏目のパートナーとしても良いし、用心棒としても頼れる。
それでいて面白く、かわいいキャラ・・・なかなか反則的なキャラ
である。
ツボにはまるかどうかは人によるだろうが、ここまで魅力的な
キャラクターもなかなか珍しいのではないだろうか。


ニャンコ先生についていろいろと書いたが、この物語の面白さ
は妖怪とのほのぼの系のエピソード(夏目との関わり)と
夏目、ニャンコ先生を中心とした魅力的なキャラクターにあるのでは
ないだろうか。

子供から大人まで安心して見る事ができる物語であるだろう。
疲れたとき、ちょっとした時に楽しみたいという時に見るのも良いだろう。
一話完結のため、長々とした展開はないものの、各話は安定して楽しく
見る事ができるだろう。


◆<この物語の良いところ>
・ニャンコ先生のキャラクター性
・ほのぼの温まるエピソード


◆<この物語の悪いところ>
・あまり大きな盛り上がりどころはない


◆<こんな人にお勧め>
・日常系、ほのぼの暖かい物語が好きな方


◆<こんな人にはあわないかも?>
・激しい展開、驚きの展開を求めている人






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2009-10-18(Sun) | アニメ(ア・カ・サ・タ・ナ行) | comment : 0 | Trackback : 0

SNOW

◆作品名:SNOW
 媒体 :ゲーム
※私は携帯ゲーム(iアプリ版)をプレイしました。
 基本的な物語は他機種と同じだと思います。

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★★

3.伏線、どんでん返し
★★★

4.感情が刺激される
★★★★

5.ギャグ、笑い要素
★★★

6.恋愛要素
★★★★★

7.非日常さ
★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★★


◆「Keyの分析・語り」

話の展開や泣かせ方は王道というかKanonやCLANNAD等のゲームと同じように
最初にキャラクターと仲良くさせるイベント⇒問題発覚⇒それを乗り越える
という基本的なものである。

しかし、それぞれの個性あるキャラクターと昔から現代へと続く物語、
関連性は非常によく出来ており、物語を読み進めるごとに面白さを
増していく。
(謎や話の関連がわかってくるため)

ただ、個人的に少しマイナスに感じたのが、設定と過去編である。
(あくまで私の場合であるが)
まず設定について。

正直なところ、シナリオライターがかぶっているから仕方がないとは言え
KanonやCLANNAD等のゲームと似ている部分が非常に多い。
例えば、ヒロインの一人が元は動物であったり、最後には病気になって
しまう点などは他の物語と似ている事が多い。

そのため、過去に同じような物語をみている場合は、またあの設定なのか
と思ってしまうこともあるかもしれない。
基本部分がしっかりと出来ているだけに、他の設定、キャラクター設定
でも良かったのではないかと思ってしまう。


また、過去編についてだが、この手の物語の欠点とも言えるかもしれないが
最初は主人公視点で物語が進み、途中で主人公とは違う人物からの視点で
物語を体験する事になる。

この視点変更は物語を読ませる上で気をつけるべき点である。
なぜかというと、途中で視点が変わってしまうと、今までの主人公から
変わってしまい、人によっては興味をなくしてしまう、あまり読みたく
なくなってしまう場合もある。
(逆に言うと、早くもとの主人公の視点から物語を読みたいと思う
のではないだろうか)

この物語の場合も途中で視点変更があり、その物語を読まないと後半の
物語の展開がわかりにくくなってしまう。
現代と過去の2つの物語が繋がっているために仕方が無いとは言え、
もう少し読ませやすい工夫が欲しかった。

といっても、最後まで読めば過去編が必要であったことは明らか。
現代編でキャラクターに語らせるだけでも説得力に欠けてしまう・・・。
やはり、中盤に挿入するしかなかったのだろうか。

もしかすると、中盤に長い過去編を挿入するよりも過去編をある程度の
区切りで分割し、所々に挿入してわかるようにする方法もあったのかも
しれない。
(どちらが良いかは実際にやってみないとわからない上に、物語に
よっても、受け取る側によっても変わってきそうだ)


と個人的には問題点もあったが、全体的にはなかなか良くできており
面白かった。
個人的に過去〜現代へと続く芽衣子を中心とした話が好きになれた。

KanonやAIR、CLANNAD等が好きならこちらも楽しめるのではないだろうか。
似ている=楽しめる=設定が被る
という問題もあるが。

◆<この物語の良いところ>
・感動できる物語(葛藤や過去との繋がり)


◆<この物語の悪いところ>
・過去編が必要ではあるものの人によっては暇に思えてしまうかもしれない?
・Kanonと設定がかなり被っている


◆<こんな人にお勧め>
・恋愛ゲームに抵抗が無く、このKanonなどが好きな人
・キャラクターに魅力を感じた人


◆<こんな人にはあわないかも?>
・キャラクター、物語設定が合わない人




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2009-10-15(Thu) | ゲーム(ア・カ・サ・タ・ナ行) | comment : 0 | Trackback : 0

エディプスの恋人(七瀬三部シリーズ最終巻)

◆作品名:エディプスの恋人(七瀬三部シリーズ最終巻)
 媒体 :小説

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。

※今回の評価・分析は「家族八景」「七瀬ふたたび」の前2作も含んで
 総合的に考えています。

1.ストーリーの続きが気になる
★★★

2.キャラクターが魅力的
★★★

3.伏線、どんでん返し
★★★★

4.感情が刺激される
★★★

5.ギャグ、笑い要素


6.恋愛要素
★★★

7.非日常さ
★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★

9.最初のインパクト
★★

10.総合評価
★★★★

(エディプスの恋人だけでは★★★)


◆「Keyの分析・語り」

「家族八景」「七瀬ふたたび」については過去の評価・分析を
参考にしていただくとして、基本的にはエディプスの恋人を
中心にして考えてみたい。

まず、最初のインパクトであるが、日常から始まっている。
しかも、前作の最後とは全く繋がっておらず、主人公七瀬のおかれている
状況も全く異なったものとなっている。

前作を読んだ読者からするといきなり疑問を持つ始まり方であるが、
エピソードに関しては特に強いインパクトがあるわけではない。

次に、続きが気になるという意味では先ほども書いたように前作の
七瀬自身が死んでしまったラストからどのように繋がっているのか?
何が起こったのか?という事を知りたいがために結末が気になって
しまった。

しかし、最後(本当に結末部分にいく直前までは前作とは全く
関係のないように思われる話が続く)
には前作の後、どうなって今のような状況になったのか?前作での
仲間はどうなったのかも全てがわかる。

ただし、なるほど、そのようになっていたのかと思う反面、ファンタジー系
の物語にありがちな展開になっているため驚かされた。
(今までの流れ・作風から考えれば驚きのどんでん返しといえるか?)

最後の展開・終わり方を容認できるか出来ないかでも面白いと思えるか
どうかが変わるかもしれない。
今までの「家族八景」「七瀬ふたたび」と同じように期待して読むと
最後には驚きが待っているだろう。


それにしても、七瀬シリーズは家族八景〜エディプスと進むごとに
ファンタジーに近くなっているようだ。
家族八景では他人の心が読めるという一つの設定から、エディプスの
恋人では宇宙的規模の話にまでいくとは思っていなかった。

総合的に、七瀬シリーズは個人的に面白いと思った。
だが、個別に見ると、「家族八景」は少し変わった物語、
「七瀬ふたたび」は盛り上がる物語、「エディプスの恋人」は
最後のどんでん返しが強く印象に残っている。

物語として総合的に面白いと思ったのが「七瀬ふたたび」だと
私は思った。
七瀬の葛藤や苦難を描きつつも、仲間との協力、敵対者の存在
など一番盛り上がりが面白くできていたように思える。

もし興味を持ったら3部作を読んでみてはどうだろうか。



◆<この物語の良いところ>
・設定が面白い
・どんでん返しと続きが気になる展開


◆<この物語の悪いところ>
・3部作ではあるが、それぞれの雰囲気が違う。
 (短編から長編、そして最後はどんでん返し編と雰囲気が変わっている)


◆<こんな人にお勧め>
・設定に惹かれた人
・どんでん返しが好きな人


◆<こんな人にはあわないかも?>
・設定が好きではない人




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2009-10-09(Fri) | 小説(ア・カ・サ・タ・ナ行) | comment : 0 | Trackback : 0

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