Ads by Google家族八景(三部作シリーズの1)

Home > ----- / スポンサー広告 > This Entry 2008-12 / 小説(ア・カ・サ・タ・ナ行) > This Entry [com : 0][Tb : 0]

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-12-18


◆作品名:家族八景(三部作シリーズの1)
 媒体 :小説

◆10項目をそれぞれ5段階分析

<5段階のそれぞれの意味>
★★★★★:その要素が強い・非常に優れている
★★★★ :その要素が強い・優れている
★★★  :可もなく不可もなく 普通である。
★★   :その要素が少し弱い
★    :その要素が弱い・もしくは皆無である。


1.ストーリーの続きが気になる
★★

2.キャラクターが魅力的
★★★

3.伏線、どんでん返し
★★

4.感情が刺激される
★★★★

5.ギャグ、笑い要素


6.恋愛要素


7.非日常さ
★★★★

8.斬新さ・新規性
★★★★★

9.最初のインパクト
★★★

10.総合評価
★★★

◆「Keyの分析・語り」

話の構成としては、家族八景というタイトル通り8つの短編によって成り立っている。
続きものというよりは、七瀬という他人の心を読める主人公が8家族のもとでお手伝い
として働くというものだ。

この物語で面白いと私が感じたのは設定と、心の描写である。
相手の心の中をすべて読むことができるという設定。これだけでも私には読んでみたい
と思わせるほどであった。
(多くの人が思ったことがあるような事でもあるのではないだろうか?)

一見平和そうに見える家族でも、裏ではいろいろな憎しみや怒りといったものを抱えて
いるのを七瀬が読み取ってしまう。
人の心を読めるという特殊能力がある故に人の事をあまり信じることができない七瀬と
誰にも打ち明けることができない苦しみというものも感じられた。

全体的に、続きが気になるとか、意外な展開になるという事は少ないのだが、
人間の表と裏を見れるというだけでも面白さを感じる事ができるのではないだろうか。
(誰もが触れるような日常風景だからこそリアルさもあり、物語に入りやすいのかも
しれない)


この家族八景は七瀬シリーズの一作目であり、二作目、三作目もあるようだ。
私も機会があったらこの続きを読んでみたいと思う。



◆<この物語の良いところ>
・人の心が読めるという設定、それを生かした物語展開


◆<この物語の悪いところ>
・基本は短編集のため、大きな流れ、展開というものはない
 (この辺りは続編も見てみないと明確には言えないが)
・盛り上がりに欠ける


◆<こんな人にお勧め>
・設定に惹かれた方
・どろどろした人間関係・心の内を楽しみたい


◆<こんな人にはあわないかも?>
・どろどろした人間関係の物語が嫌いな方
・一本の長い物語を求めている方





★作品について★

1.小説紹介サイト

http://www.shinchosha.co.jp/book/117101/


<購入>アマゾンへのリンクです。

1.小説

家族八景 (新潮文庫)家族八景 (新潮文庫)
(1975/02)
筒井 康隆

商品詳細を見る



Comment

Post a Comment









管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://keystory.blog19.fc2.com/tb.php/235-a4549507

面白い物語って何だろう。アノ物語が面白い理由とは? | Page Top▲

New >>
誰ものが面白いと思う物語はない(物語を作る上での心得?)
old >>
グッドウィルハンティング