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2009-01-16

今回の要素は
◆「物語における謎」



今回の要素は「物語における謎」です。
言ってしまえば、物語中のナゾな部分ですね。

それでは、この要素について考えてみたいと思う。

面白い物語において、全てとは言い切れないものの、最初の方から何らかの
謎が受け手側に示されている場合が多いのではないだろうか?

例えば、世界の成り立ちに関する謎であったり(これはファンタジー系の
物語に多いと言えるだろう)とあるキャラクターに対する謎もある。
なぜあのキャラクターはあの場面で〜を行ったのか、なぜあのキャラクターは
あんな性格をしているのかというように。

では、なぜ物語には謎があるのだろうか?
逆に言うと物語に謎が何もなかったとしたら面白いだろうか?

最初から世界の成り立ちもキャラクターのおいたちも、行動理由も全て
が受け取り側にわかってしまっていたら。

先が読めてしまうし、謎が解明されるまでの受け取り側が謎を考える時間
(なんで〜なんだろう?と思う)を奪い取ってしまう事になる。
この なんで〜なんだろう?という受け取り側の気持ちは、物語を最後まで
読ませるのには非常に重要である。

もしも、推理系の物語で主人公より先に謎がわかってしまったらどうだろうか?
そして、その推理が当たっていたとしたら?

当たっていたと喜べる反面、最後の驚きが薄くなってしまう可能性もあるだろう。
逆に、推理系で面白いと言えば、自分で推理して、〜が犯人だと思っていたが、
実は〜が犯人ではなく、主人公の身近な=が犯人であった、というように
思いもよらなかった展開・どんでん返しがあり、そこで謎が全て解明された
方が面白いのではないだろうか?

作者側が何らかの謎を提示し、
受け取り側に謎を解かせる・謎を楽しんでもらう事も大切だし、謎に対する
意外な答えを用意して、どんでん返し、驚きの展開に繋げていく事も
面白い物語の要素としては重要なのではないかと個人的には思う。

かといって、謎だらけの物語も考えものだ。
基本的な謎な部分は、物語において1つ存在し、それをサポートするような形で
小さな謎が物語中に複数存在していれば良いのではないだろうか?


全ての物語に謎が必要ではないかもしれないが、結局〜ってどんな意味が
あったんだろう?
えっ?あれってどういう事?
と受け取り側に思わせ、最後に一気に納得させるような謎があると物語
としては面白くなるのではないだろうか。

いろいろな謎が最後にはひとつになり、どんでん返しに成功している作品
としては、伊坂幸太郎さんの本(初期作の方がその要素は強いか)や
ライトノベルでは「文学少女」などが私が思い浮かんだ作品である。

ただ、ミステリーものは謎が多く、最後には明らかになる場合が多い。
私はあまり読まないのお勧めする作品が思い浮かばないが、ミステリー系
で有名な物語が参考になるのではないかと思う。

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